総務省が掲げるアクションプランの中に携帯料金を「わかりやすく」と言う公約が入っている。
毎年ワイモバイルは比較的わかりやすかったので学割の解説を省く予定やったんやけど、今回に限ってシステムや適用条件がややこしくなっていた。
そろそろガジェットレビューやYouTubeの動画投稿を本格的にやっていきたいなと思っていたんやけど、学割戦争が急激に強まっているから今日も戦火の中解説していくぜ。
目次
学割対象プラン
学割を解説する前に対象プランを簡単におさらい。
スマホベーシックプランS.M.R
ワイモバイルは3種類しかなくて簡単。10分かけ放題がデフォルトで付いていて、あとは使うデータ通信量(3GB、10GB、14GB)によってプランが分かれているからそれを選ぶだけ。
超簡単。
対象期間
2020年11月11日〜2021年5月31日まで
期間はソフトバンクと全く同じやね。
ワイモバイル学割のポイント

細かい解説に入る前に簡単にポイントはまとめるから読み進める前に見てもらえると先がわかりやすいと思う
- スマホベーシックプランの基本料金が1年間割り引かれる
- 家族も同時にワイモバイルを契約すると割引される
- 最大13カ月間割り引かれ、7カ月目までと8カ月目以降で割引額が変わる
- スマホベーシックプランS、M、Rによって割引額が変わる
家族も学割対象になるって言うのは毎年のことなんやけど、今年は期間によって割引額が変わったり、嬉しい事だが最安のプランも学割の対象になった事によってややこしさを増している。
そしたら次の見出しから詳しく解説するね。
スマホベーシックプランの基本料金が1年間割り引かれる
使用者が5歳〜18歳やとスマホベーシックプランの基本料金が割り引かれると言ってもいったいどんなプランかわからん人もいてると思う。
昨年法改正後にワイモバイルが前面に押し出している【S,M,R】の3つのプランやね。
ワイモバイルに聞きに行くと別段要望がなければ案内されるプランになってるから難しいことは考えなくてよくて、とりあえずそのプランが【1年間】割引されると思って入ればいい。
家族も同時にワイモバイルを契約すると割引される
学割申しこ込みと同時に、新規契約(他社、ソフトバンクからの乗換え含む)又はWILLCOM、E-Mobileの対象プランから機種変更して家族割引を申し込むと家族も今回の学割と同じ割引を受けることができる。
なお学割の回線だけ先に契約していても、学割適用中であれば後から家族割引を申し込んでも適用されるからその部分は安心。
最大13カ月間割り引かれ、7カ月目までと8カ月目以降で割引額が変わる
今回の学割は見出しにもある通り、期間によって割引額が変わってくる。
例えば一番安いスマホベーシックプランSであれば2〜7カ月目までは1280円割引され、8〜13ヶ月目までが550円の割引みたいな感じやな。
学割期間中やのに急に料金が上がった!!みたいな感じにならないように要注意。
スマホベーシックプランS、M、Rによって割引額が変わる
期間によって変わるのは前の項目で話をしたけどプランによっても割引額は変わる。
表を参照してもらうと難しくはないからしっかりチェックしてくれ。
学割のプランごとの割引額(表のプランはいずれもスマホベーシックプラン)
プラン | S | M | R |
2〜7ヶ月間 | 1280円 | 1700円 | 1700円 |
8〜13ヶ月間 | 580円 | 1000円 | 1000円 |
パッと見ればわかるけど"Sプラン"と"Mプラン"以上で割引額が違うよね。
"Sプラン"は1280円、それ以外は1700円割引されて7ヶ月経つと700円下がると理解すればわかりやすい。
例えば"Sプランなら"2,680円-1,280円で半年間4GB使えて1400円で済む。
さらにネットの割引や家族割引と併用できるから最安で900円で利用できる。
この学割はかなり安い。
なぜ既存ユーザーは学割適用外なのか

なぜと効かれるとワイモバイルがそう決定したからと言うしかないんやけど
今回の学割はワイモバイルが提供中の新規割(新規ユーザー向けに6ヶ月間700円を割引き)が学割用として変更されたもの。
やから既存のユーザーには学割が適用されない仕組みになっているね。
そもそもワイモバイルは大手3キャリアと比べると破格に利用料が安いからあまり気にするとこではない
気をつけること

繰り返しの部分もあるけど注意点だけまとめておくね
- 新プラン、シンプル20は割引適用外
- 学割適用には学生証などの年齢確認書類が必要
- 現状オンラインストアでの学割申し込みができない
オンラインで申込ができないのは面倒くさい気もするけど、学割をつけれる人は我慢してでも行った方がいいやろね。
結果:○○な学割

「わかりにくい激安キャンペーン」と感じた。
Yモバイルの料金プランは比較的簡単で安くなってる。そもそもの料金が安い反動か学割の適用条件が難しく感じる。
店頭でしか申し込みできないことを逆手にとって、学割の使える年齢の子供がいる場合は自分が何ギガ使うかをはっきりさせてから行くと特に考えることもなく料金などは案内してくれると思う。
ただ店頭で申し込む場合は不要なものも一緒に勧められる可能性もあるから、慎重に損得を見極めることが必要だ。