
ドコモの新ブランド【ahamo】はサポートや家族割引の仕組みについての追加情報情報を公式に発表した。
追加された情報は以下の4つ
- 申し込み方法
- 問い合わせ方法
- 故障時の対応
- ファミリー割引を含む複数の割引の詳細
▼現段階のahamoの公開情報

今回はこの中でも故障時の対応にフォーカスした記事を書いていくね。
目次
ahamoの故障時の対応

ahamoで故障した時は原則専用のオンラインサイト「オンライン修理受付サービス」から申し込む方法になっていて、ショップ店頭での受付は不可能な事はもちろん、量販店などでの修理も受けられないのでその点は注意が必要。
今現在ドコモで提供されている名称が同じことからオンライン修理受付サービスと同じものが流用される話が有力だと感じる。
ドコモ「オンライン修理受付サービス」での修理ポイント
ここからはahamoの「オンライン修理受付サービス」と同じサービスと仮定して書いていくね。
オンライン修理受付サービスは万能ではない
公式では配送料無料だとか、修理用回収キットも最短翌日と書いてあるんだけど、オンライン修理の良い所は、ショップの長い待ち時間を待たなくていいって所が最大のメリットだと思う。
無駄な待ち時間をかけるより、他に時間を回した方がいい。
ただこれには一つ重大なデメリットがあってそもそもスマホを1台しか持ってない人は申し込みが困難だ。そんな時こそなショップ応対もahamoでは使えない。
修理対象機種はドコモで販売されたAndroidのみ
他社販売のスマホはもちろん、SIMフリースマホ、iPhoneもドコモでは修理を受け付けてくれない。
そうなればせっかくahamoで月々が安くなったのに、本体代で出費が増えてしまっては本末転倒になるよね。
脱キャリアをする前に修理方法は確認するべし

私が受ける案件でも機種の性能に不満があって機種変更する人はかなり減っていると感じる。
最近の機種変更の理由は、もっぱら電池持ちが悪いなど修理に出しさえすれば改善しそうな内容ばかりだが、ではなぜ修理をしないのか?
そもそもどうやって修理に出すかわかっていない人が多い。
それでここからは修理方法の一部などを抜粋して書いていくので、これを機会に自分の本体の修理方法などを気にするきっかけにしてほしい。
iPhone:AppleStore等の正規店

Appleは基本的どこのキャリアのものでもAppleStoreでの修理対応になる。「うちの件にはAppleStoreがないのよ!」と言う方も安心、カメラのキタムラやビックカメラが正規店としてAppleから認定を受けているので、安心して修理を任せられる。
修理時の代金
- バッテリー交換は保証対象外で5,400円か7,400円
- そのほかの修理はモデルによって異なるが保証対象外で30,400円~64,800円
修理に必要な時間
- バッテリー交換なら早ければ当日中での対応が可能(予約推奨)
- そのほかの修理はリペアセンター対応になるので数日かかる
キャリア版Android:購入したキャリア店頭にてメーカー修理

キャリアで買ったAndroidは買ったキャリアに直接持っていくことにより、修理受付可能機種なら取次してくれる。ここで注意してほしいのはあくまでもキャリアは取次しかできない為、即日の修理は不可能ということ。
「それなら直接メーカーに依頼しよう」と思う方もいると思うけど、私の使用するGalaxyなんかはキャリアを通さないと修理してくれない。メーカーによっては対応してくれるかもしれないので一度電話で確認した方がいいかな。
修理の代金
メーカーによって価格が大きく変わる可能性があるが、参考までにGalaxy修理代金を挙げることにする。
- バッテー交換は7,000円~11,000円
- 基盤交換などの高額な修理12,000円~45,000円
※いずれの価格も「Galaxy Harajuku」の価格を参考にしておりモデルによって大きく変わる。
修理に必要な時間
メーカーに一度配送、診断、修理、返却の流れになるから早くても1週間~2週間程度は見た方がいい。
地場のスマホ修理店での修理

メーカーに送るなどの方法を使うどうしても日数がかかってしまう。その点地場のスマホ修理店では部品さえあれば即日修理対応してくれるところもあったりする。
ただしデメリットとしては、メーカーなどの正規の修理マニュアルがない点と、修理の質がまばらになりがちだということ。
その反面メリットとしては本来データを削除しないと受け付けてくれないような修理でもデータを残したまま修理してくれる点だろうか。
ただしこのような取り扱いも会社によってまちまちだろうから、「地名 スマホ修理」などGoogleで検索をかけたのち、事前に確認しといた方がいいだろう。
修理の代金
申し込む点によってまちまち、正規店より高い店などもある。
修理に必要な時間
これも店舗によってまちまち、重めの修理になる場合は預かり修理の場合もある。
現在の保証はなくなる
Appleの保証Apple careを自身で加入した人を除いて、大手キャリアの保証は脱キャリアをすることによりなくなることになる。
よって修理は全額実費負担になる。
スマホ保証が欲しい人はahamoに乗り換え前にモバイル保険

モバイル保険は購入から1年未満の機種か1年以上が経過した機種でもキャリアの保証などに加入している人が対象になる小規模共済。
月々700円で3台までを保証してくれて、年間合計10万円までのかかった修理金を申請後1週間程度で指定口座に入金してくれるコスパのいい保険だ。
詳細に関しては以前書いた記事「モバイル保険がすごい!!ソフトバンクの端末保証と比較」を読んでほしい。
こういった保険に加入することで万が一の事態にも備えられるので考えてみるのも悪くはないと思うね。

まとめ
今日書いた記事は、今まで格安SIMなどを運用していた人なら当たり前のことだろうし、私以上に詳しいのかもしれない。
ただ今回の大手キャリアオンラインブランドの流行りを受けて無知な人が乗り換えるケースは少なからず増えると思う。
他にも仕事で日ごろからスマホが必須な人はバックアップをしっかりとっておくことや、代替機をどうするのかなどのことまで考えておくことがイレギュラーなことがおこったときでも対処できると思うので、今回の記事がそんな人に役立ってもらえたらと説に思う。